


アヴィさん、青山南さん(訳)『ぼくがいちばんききたいことは』(ほるぷ出版)➝●
イラストを担当いたしました。
さしでがましい感想ですが、各々独立した短編はどれも子供が主人公で、それぞれの家族の中で悲しみと向き合う場面が含まれていて、何となく全体がつながっても見えるつくりがとても良かったです。
THE MOST IMPORTANT THING: STORIES ABOUT SONS, FATHERS, AND GRANDFATHERS by Avi
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by tsuchika
| 2019-05-20 12:03


「マンガ家が、作中のキャラと同じ表情をしながら描くことで感情をこめる」というマンガ家あるあるありますよね。自分はこれは実は大変に高度な技術なんじゃないかと思っているのですが、どうもプロでもアマでも多くのマンガ家がこれを自然にできているそう。誰でもピカソ。自分はデューク東郷ではないので感情があるのですがキャラの表情を描くのはどうにも苦手でほっとくとキャラに表情が乏しいマンガが完成してしまいます。描いてる自分自身も無表情です。そこで、がんばってキャラを笑顔にさせたり汗をかかせたりこめかみにタテ線をかけたりと、演技をつけるような気持ちでたどたどしくも表情を足していきます。
知り合いのマンガ家さんがある演劇のワークショップに参加して「皆も演技を勉強するべきだと思う」と言いました。もしかして失礼かもしれないけど彼も自分と同じようにピカソではない側なのかな。と思い、それなそれなそれなと矢継ぎ早に同意しました。マンガ家はマンガ作品の監督や脚本やプロデューサーのみならず俳優でもあると知り、それ以来演技ということを意識してます。
自分なりに絵の構図や物の配置、ペンの質感などに気を遣ってみたところでそれは万人どころか玄人にさえ伝わらず作品に感情をこめたとは永遠に評価していただけないかもしれません。それならば、確かに演技の勉強は必要かも!と思いました。万人にわかっていただけるまで、ひいてはキャラの表情を今以上に死なすため。
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by tsuchika
| 2019-05-06 23:43
「北極百貨店のコンシェルジュさん」2巻について、一部の雑誌やサイト等において誤った発売予定日が発表されてました。完成を目指して制作を進めています。発売日は未定です。いつか正式に決まった時には改めて発表します。よろしくお願いします。
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by tsuchika
| 2019-04-09 12:15
小西康陽さんのヴァラエティブック『わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム1992-2019』に、8ページの漫画を描かせていただきました→●
このブログのタイトルを以前「Tsuzzicato」にしていたくらい、Pizzicato Fiveが大好きで、そんな小西康陽さんからまさかお誘いいただけるなんて、このうえなくビックリしました。本当に嬉しかったです!
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by tsuchika
| 2019-03-30 17:06