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西村ツチカ

2019-05-06

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「マンガ家が、作中のキャラと同じ表情をしながら描くことで感情をこめる」というマンガ家あるあるありますよね。自分はこれは実は大変に高度な技術なんじゃないかと思っているのですが、どうもプロでもアマでも多くのマンガ家がこれを自然にできているそう。誰でもピカソ。自分はデューク東郷ではないので感情があるのですがキャラの表情を描くのはどうにも苦手でほっとくとキャラに表情が乏しいマンガが完成してしまいます。描いてる自分自身も無表情です。そこで、がんばってキャラを笑顔にさせたり汗をかかせたりこめかみにタテ線をかけたりと、演技をつけるような気持ちでたどたどしくも表情を足していきます。
知り合いのマンガ家さんがある演劇のワークショップに参加して「皆も演技を勉強するべきだと思う」と言いました。もしかして失礼かもしれないけど彼も自分と同じようにピカソではない側なのかな。と思い、それなそれなそれなと矢継ぎ早に同意しました。マンガ家はマンガ作品の監督や脚本やプロデューサーのみならず俳優でもあると知り、それ以来演技ということを意識してます。
自分なりに絵の構図や物の配置、ペンの質感などに気を遣ってみたところでそれは万人どころか玄人にさえ伝わらず作品に感情をこめたとは永遠に評価していただけないかもしれません。それならば、確かに演技の勉強は必要かも!と思いました。万人にわかっていただけるまで、ひいてはキャラの表情を今以上に死なすため。

by tsuchika | 2019-05-06 23:43