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西村ツチカ

プロフィール

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# by tsuchika | 2020-09-02 22:21

2019-09-13

画集について打ち合わせをしました。玄光社さんでは、前に雑誌「イラストレーション」で西村ツチカの特集を組んでいただきました。

装幀を担当してくださるのは大島依提亜さんです。大島さんは数々の素敵な装幀を手がけられている方です。自分にとって最近ものすごく最高に印象的だったのは「ムーミン展 THE ART AND THE STORY」の図録です。表紙の黒箔押しから本文の紙からメチャクチャかっこいい本なのですが、内容のほうも小説版ムーミンや絵本版ムーミンの挿絵だけでなく、広告などの仕事、アトリエなどトーベ・ヤンソンに関する写真、作風の影響関係を考察したコラムや、来日時にホテルに残したラクガキや試し書きまで、300ページを超える盛りだくさんな内容で、さらに小さな冊子が綴じ込まれているという遊び心までもある楽しい本でもあり、トーベ・ヤンソンのファンである自分は手にとった時に感激が押し寄せました。最高なので、ムーミン好きの方はぜひ手に入れてください。

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西村ツチカ画集は、自分が今までに描いた絵と短いマンガを、大島依提亜さんに全部見ていただいた上で、大島さんに選んでいただきデザインしていただくという方法で作ることにしました。なので時系列はバラバラで、テーマもなくて、網羅的な本でもないです。この方法にしたわけは、自分の描いた絵は(漫画もですが)作風がそのつど変わり、時系列順に並べても一貫性がなく、いったん忘れた作風を何年か後に思い出してまたやったりもするので、絵をどうやって並べたら楽しんでもらえるか、編集者さんもまじえて3人で相談した結果、時系列やテーマにこだわらない自由な感じで、楽しさがつながっていくような内容にしようと決まりました。広告のお仕事もラクガキも一緒に並びます。ページ数の関係で載らないものもたくさんあります。楽しんでもらえたら幸せです。


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↑画集の束見本。

なぜ作風が安定しないのか、何とも言えないです。その時その時で一番良いと思う描き方をしていたらこうなりました。多くの作家さんは、絵を描きはじめた当初は、色んな作風を試みると思います。それを今も続けているのです。一個の作風に一生しっくりくる感覚はまだなくて、読む人によっては自分が思っているより難物かもしれません。作風は作家性だという意見もあると思います。そういったことにもかぎらず、いろいろな点で自分は未熟だと思います。でも、こうしてある程度の点数をまとめて見ると、楽しさが何となく伝わってこないでしょうか。そうなったらいいなと期待してます。

10月末頃に出る予定です。








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# by tsuchika | 2019-09-13 19:45

2019-09-01

今、画集を作っています。完成が近づいたらまた告知します。
今までに描いた絵やちょっとした漫画をいくらか集めた内容になりそうです。
うんと楽しい本になるように目指しています。
ぶじ刊行されたらどうぞよろしくお願いします。

(もし漫画のお仕事を待っていてくださる方がいたならこれを見ていや画集よりも漫画は描かないの?と思われるかもしれません。漫画も引き続き描いています。描くのが遅くてすいません。一日も早い完成を目指して引き続き描いています)
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# by tsuchika | 2019-09-01 14:39

2019-08-26

iPadを貸してもらって落書きをしました。
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タイムラプス動画→








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# by tsuchika | 2019-08-26 17:10

2019-08-11

安部公房『飢餓同盟』をたまに読み返します。以前ある文芸誌の企画で好きな小説について描いていいと言われ『飢餓同盟』の一場面を想像した絵を描いたことがあります。

そんな『飢餓同盟』に、改訂版異版が存在することをさっき知りました。

学校の図書館で初めて読んだのは初版のバージョンでした。その後たまに読み返しているのは現在出ている新潮文庫版ですが、これも内容は改訂版ではなくて初版と同じものです。上のブログによると、新潮文庫版はいったん改版され改訂版になったものの、その後なぜかもう一度(作家の没後)改版され、初版の内容に戻ったということです。

作家が『飢餓同盟』について「失敗作」と語ったことは知っていましたが、読者として自分が最高と思っていた作品に、作家にとって本来的な理想形が別に存在していて、すでに発表されていたと知って興奮しました。改訂版を俄然読みたいです。いつか読んだら感想を書きます。


(8.27追記)
経緯を間違っていたかもしれません。以下のような説明をネットで見ました。
・・・
1954年に発表された後、1970年に改訂されたそうで、同年に新潮社から文庫化されたのは改訂版だそうです。その後1997年に新潮文庫版がリニューアルされ(その際に底本とされたのが初版バージョンの安部公房全集だったために)、30刷〜32刷だけは初版の内容で刷られてしまったそうです。そして33刷以降はまた改訂版に戻っているそうです。その説によると自分が読んだのは改訂版で、まだ読んでいないのは初版のほうになります。(つまり上に貼ったリンク先のブログとは異なる説明です)
これも、ネットで見たのをそのまま引いたので、もしかしたら正しくないかもしれません。でもなんか流れに必然性があるようで何となく信憑性を感じます。
・・・
この追記も含めて、このブログの全体について、たいてい自分が信じることを書いていますが、自分は頭が良くない上に事実確認は徹底していません。一緒になって信じたのに損した。という方には本当に申し訳ありません。気がついた時にこうやって追記することもありますが、確実に正確とは保証できません。すいません。
・・・
とにかく、自分がまだ読んでいないバージョンを読みたいので、探します。







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# by tsuchika | 2019-08-11 00:51

2019-08-09

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チョ・ナムジュさん、斎藤真理子さん(訳)『82年生まれ、キム・ジヨン』のストーリーブックに、挿絵を数点、描かせていただきました。

ストーリーブックとは、本を紹介するために書店さんに配布される小冊子のことだそうです。webでも公開中です→

# by tsuchika | 2019-08-09 13:27

2019-08-07

三原勇希さんと田中宗一郎さんによる「POP LIFE: The Podcast」→
マンガ回(#17〜#19)のゲストとして、シャムキャッツの夏目くんと一緒に出演しました。

自分はリスナーとして初回配信から聴いてました。以前から田中宗一郎さんによるSnoozerやSign Magazineなどの音楽メディアをよく読んでおり(昔Snoozerに投稿したハガキが採用されてASHのトートバッグをもらった事があります)、お招きいただき本当にビックリ嬉しかったです。シャムキャッツ夏目くんと漫画について話したのも初めてで、マンガ遍歴が一致している部分があってウォ〜と思いました。自分の喋り部分はお聞き苦しいんですが、好きな漫画についてたくさんしゃべらせてもらえて、楽しかったです!



# by tsuchika | 2019-08-07 12:26

2019-08-01

ちくま8月
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# by tsuchika | 2019-08-01 23:50

2019-07-01

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「シカクのTシャツ展」に参加します➝
シカクさんでの展示販売のほか、web通販もあります(8/31まで)。
あと、今年行われた「天才の祭典」協賛Tシャツが再販されてるそうです➝
副産物です↓



# by tsuchika | 2019-07-01 15:56

2019-06-28

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# by tsuchika | 2019-06-28 15:34

2019-05-26

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世界堂へ行ったところ、ホルベイン社のドローイングインクはすでに生産終了してて今店頭にあるのみとのこと。黒はもうありませんでした。そこでお店のおじさんに、黒の耐水性インクって一個も置いてないですか?と尋ねると、まだ出してないけど倉庫に一種類だけある…とボソリと言って、品出しが面倒くさそうでちょっと渋っておられましたが、是非に〜是非に〜と頼み込むとすぐ出してくれました。ターレンス社のインディアンインク、2本買って帰りました。

自分はつけペンで描きます。ターレンス社のインディアンインクは普通のボトルで、蓋をあけてインクにペン先を浸して使います。顔料が含まれ早乾であろうと思われるため素早く蓋を閉めます。その点ホルベイン社のドローイングインクはボトルの蓋がスポイトにもなっており、一滴ずつ量を調節しながらペン先につけて使うことができ便利でした。生産終了、もう手に入らないとは残念しごくです。耐水性インク自体、取り扱いが減ってきているのかな。

そういえば自分も世界堂へ来ること自体かなり久しぶりです。自分がメインで使っている画材はわら半紙と開明墨汁という最もありふれた物たちで、これらが生産終了とかで手に入らなくなることは考えづらくすっかり安心していましたが、それよりちょっと高価な画材では選択肢が少なくなっているとしたら、デジタル作画が一般的になった影響かなと思いました。
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CLIP STUDIOなどの漫画アプリは描線の補正機能が標準でついていて、ペンの入り抜き加減まで詳細に設定できつつデジタル制御で自動的にミスタッチの無い描線に仕上がるので、多くの漫画家さんが便利と考えて利用してます。自分が好きな映画評論家の方が、あるマンガを「とにかく描線が綺麗。線の太さのゆらぎや、ランダムな線が一つもない」と評されていたので見てみたところデジタル作画のようでした。この方が映画評で「とにかくCGが綺麗」とテクノロジーを絶賛してるところなんて見たことないので、専門が違えばこそかなと思いました。

世間でもそのうち自動補正された整った描線が今よりもっと当たり前になってくれば、映画のCGみたく見慣れた風景になって、自分の発作も少しは良くなるかと思いました。

# by tsuchika | 2019-05-26 12:59

2019-05-20

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アヴィさん、青山南さん(訳)『ぼくがいちばんききたいことは』(ほるぷ出版)➝
イラストを担当いたしました。

さしでがましい感想ですが、各々独立した短編はどれも子供が主人公で、それぞれの家族の中で悲しみと向き合う場面が含まれていて、何となく全体がつながっても見えるつくりがとても良かったです。

THE MOST IMPORTANT THING: STORIES ABOUT SONS, FATHERS, AND GRANDFATHERS by Avi

# by tsuchika | 2019-05-20 12:03

2019-05-06

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「マンガ家が、作中のキャラと同じ表情をしながら描くことで感情をこめる」というマンガ家あるあるありますよね。自分はこれは実は大変に高度な技術なんじゃないかと思っているのですが、どうもプロでもアマでも多くのマンガ家がこれを自然にできているそう。誰でもピカソ。自分はデューク東郷ではないので感情があるのですがキャラの表情を描くのはどうにも苦手でほっとくとキャラに表情が乏しいマンガが完成してしまいます。描いてる自分自身も無表情です。そこで、がんばってキャラを笑顔にさせたり汗をかかせたりこめかみにタテ線をかけたりと、演技をつけるような気持ちでたどたどしくも表情を足していきます。
知り合いのマンガ家さんがある演劇のワークショップに参加して「皆も演技を勉強するべきだと思う」と言いました。もしかして失礼かもしれないけど彼も自分と同じようにピカソではない側なのかな。と思い、それなそれなそれなと矢継ぎ早に同意しました。マンガ家はマンガ作品の監督や脚本やプロデューサーのみならず俳優でもあると知り、それ以来演技ということを意識してます。
自分なりに絵の構図や物の配置、ペンの質感などに気を遣ってみたところでそれは万人どころか玄人にさえ伝わらず作品に感情をこめたとは永遠に評価していただけないかもしれません。それならば、確かに演技の勉強は必要かも!と思いました。万人にわかっていただけるまで、ひいてはキャラの表情を今以上に死なすため。

# by tsuchika | 2019-05-06 23:43

2019-04-09

「北極百貨店のコンシェルジュさん」2巻について、一部の雑誌やサイト等において誤った発売予定日が発表されてました。完成を目指して制作を進めています。発売日は未定です。いつか正式に決まった時には改めて発表します。よろしくお願いします。
# by tsuchika | 2019-04-09 12:15

2019-04-01

ちくま4月
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# by tsuchika | 2019-04-01 20:04

2019-03-30

小西康陽さんのヴァラエティブック『わたくしのビートルズ 小西康陽のコラム1992-2019』に、8ページの漫画を描かせていただきました→

このブログのタイトルを以前「Tsuzzicato」にしていたくらい、Pizzicato Fiveが大好きで、そんな小西康陽さんからまさかお誘いいただけるなんて、このうえなくビックリしました。本当に嬉しかったです!



# by tsuchika | 2019-03-30 17:06

2019-03-24

『北極百貨店のコンシェルジュさん』2巻の発売日について、このブログに、不確かな情報を書いてしまっていました。削除しました。申し訳ありませんでした。
今後はなるべく確実な情報だけを書くようにこころがけます。よろしくお願いします。

# by tsuchika | 2019-03-24 18:50

2019-03-19

大阪の書店シカクさんの8周年記念で「にゃん太」「ムーちゃん」Tシャツが受注販売されています。4/30まで→
以前シカクで個展をしたさいに販売したものです。
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またシカク主催イベント「天才の祭典8」に協賛をすると、リターンでこのTシャツがもらえるそうです。詳しくは→
以前シカクの選書フェアで描いた絵です。
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# by tsuchika | 2019-03-19 03:17

2019-03-15

佐藤哲也さん『シンドローム』キノブックス(4/9発売)→

この文庫版の装画は、デザインの祖父江慎さんが手がけてくださったもので、ハードカバー版と色違いになっています。
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# by tsuchika | 2019-03-15 21:55

2019-03-14

崔実さん『ジニのパズル』講談社文庫→

この文庫版の装画はハードカバー版とほとんど同じですが、少しだけ違っていて、前回提案したものの彩度がやや強いとの編集部判断により没になった案があえて採用されました。気に入っていたので、日の目を見て嬉しいです。装丁はセキネシンイチさんです。
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# by tsuchika | 2019-03-14 22:40

2019-03-08

「マンガ・イン・ジ・アレー」第2回に出演しました。久しぶりに澤部くん、松永さんと色々喋れて嬉しかったです。第二部では自分が持っていった数枚のCDを皆に聴いてもらいながら、音楽を聴く聴き方の話になりました。偶然の出会いにプラスして色々な情報や文脈も味わいながら多角的に探り当てて聴いている澤部くんを見て、本当の音楽好きはこうだし自分はこれから味わえる余地が広大にあるなぁと思いました。今までトークイベントに参加することには苦手意識がありましたが、今回の松永さん澤部くんという組み合わせはすごい安心感があり、本当に楽しかったです。来てくださった皆様ありがとうございました。
# by tsuchika | 2019-03-08 17:53