西村ツチカ

2017-05-18

重版たまわり、ありがたく今後の糧にいたしたく存じます。
m(_ _)m
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すぐ治るだろう、大丈夫だろう、とたかをくくっていました。
「原画展示ときいて行ってみるとそこに展示されていたのは複製原画で、それを見た時から特定の神経伝達物質が分泌されはじめ、交感神経を刺激して、めっちゃ怒り、急性冠動脈症状や脳溢血による憤死率を高める症状」
それを含む芸術病の類は、ほとんどの場合は良性であって一過性にすぎないという『サルまん』の一節を、うろおぼえで唱えながら、病気とは人類意識の迷いだ、本来無病の認知にもとづいて行動すれば必ず治るんだと信じてきました。ところがどうも逆効果だったようで「本来へ還る」意識をつよく持った結果、複製原画に対する憎悪をより深くしてしまい、療やす機会をみずから遠ざけたことで症状が悪化、思いのほか長引いた数年間の隔離をへて、今ではすっかり体力も落ちうせました。回復とは本来へ還ることではなく、健康なるものに罹病することだ、と早期に認識できていれば、もう少し早く回復できたものを。そう考える程度に後遺症が遺っているけれど、私は元気です。

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by tsuchika | 2017-05-18 10:19