西村ツチカ

2017-12-20

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映画見ました。「ブレードランナー2049」「パディントン」「メッセージ」「KUBO」 「トッド・ソロンズの子犬物語」「パーティで女の子に話しかけるには」どれも面白かったです。




「SHUT UP AND PLAY THE HITS」
LCDサウンドシステムのライブ映像が見たくて買いました。3枚組DVDで、メインの映像はバンドの活動休止についてのドキュメンタリーです。英語とフランス語しか字幕がないから、英語字幕で観ましたが、英語がわからないので、字幕を見ても何言ってるかわかりません。何か難しそうな話をしてる感じがしました。

アメリカのバンドです。初めて聴いた大学の頃、はじめは歌詞の意味をわからずに、なんとなく何回も聴いてるうちにだんだん歌詞を覚えてきて、それと並行して雑誌のインタビューなどを読んでいるうちに、大体こんな意味かなと類推されてきて、どうやら歌詞が面白いらしいことがわかってきました。というか、歌詞の比重がわりかし大きいらしいことわかってきました。

今年活動を再開し、その後出された新しいアルバムもとても良かったです。けど、やはり歌詞はよくわかりません。ピッチフォークのレビューもわかりません。英語が読めない。正確にいうと、ちょびっとだけならわかりますが、所々で知らない単語が登場し、そのたび辞書をひきながら読むのがしんどいのと、少し複雑な構成になっている文章の意味を追うのが困難です。それでも、それだけなら何とか追いつくことはできたとしても、文字面の情報がわかったところで充分ではなくて、詩的なニュアンスや寓意みたいなものはさらに遠くにあって、なかなかそこまでわかることは難しいです。そのことがメッチャ不満で、全然楽しめていない気分になってきました。恥ずかしながら、不勉強なことに、言葉の壁。



ドキュメンタリー映画のパートでは、インタビューとライブ映像を行き来する中に、ジェームズ・マーフィー氏の生活するシーンが適宜差しはさまれます。ニューヨークの街を、トミネやホッパーよろしくロングショットで切り取った映像でかっこいい。ジェームズ・マーフィー氏は、いつも髪の毛がボサボサということで、おなじく寝ぐせのひどさに定評がある者として自分は親近感を持っていましたが、コーヒーブランドを立ち上げワインバーの店を構える生粋のおしゃれさんだということをあらためて思い出させられました。マジソンスクエアガーデンを満杯にする人に、なぜ自分がただ髪の毛ボサボサというだけで親近感を持てていたのか、そっちのほうが謎でした。



LCDサウンドシステムをきっかけに、7〜80年代のポストパンクにも興味を持っていくつか聴きました。その流れで、いまひとつピンときていなかったFRICTIONやINUや突然段ボールを聴くと、その時代の雰囲気というのが初めて伝わってきました。ロマンポルシェの1stは急遽、大名盤になりました(軽薄)。新しい音楽を聴くときに「あれに似てる」「ここが珍しい」などと思うその判断基準は、ほとんど当時聴いた音楽です。
そのため、今もジェームズ・マーフィー氏のDFAレコーズが大体好きです。Eric Copeland、Pixeltan、NHK yx Koyxenなど、歌詞が少ない音楽も多いです。

Guerilla Tossがまた、めちゃカッコイイです。しかし、これがまた、英語。そして歌詞の比重が大きそう。アルバムタイトルの「GT Ultra」って、MKウルトラをもじってるのかしら。知りたい。歌詞がわからない。悔しい。





ジェームズ・マーフィー氏のワインバーFour Horsemenは「ヨハネの黙示録の四騎士」の意味らしいと、さっき初めて知りました。Klaxons「Four Horsemen of 2012」の意味を考えたことも今までなかったですし、それにひっかけた意図はさらにわかりません。ヨハネ?黙示録?四騎士って?
自分はもはや、お店の名前を聴いただけで、半ベソかいてしまう。

そうなると歌詞のある洋楽は大体しんどいことになります。日本では日本語のバンドが流行りますが、そのほうが理解できるから納得です。





たとえば日本でも人気があるトミネのグラフィックノベル作品も、もし日本語訳が出てなかったら、ほとんどの日本人は読めないと思います。読めなければ、たとえ文化系シティボーイでもこんなに好きにはならないと思います。メビウスが日本の漫画に影響を与えたのは、ストーリーはわからなくても絵のすごさはわかるから、というのもあるんじゃないでしょうか。自分はときどき原書のオルタナコミックをUSアマゾンで買いますが、絵を眺めるだけで、話はあまりわからないです。しかし逆に、逆に言うと、逆に言わさせていただくと、もしかしたら日本のマンガはあまりにも面白すぎるのかもしれません。絵だけ見てても楽しい、それでも良いんじゃないでしょうか。そう思ってしまうのは、自分のマンガがストーリーが弱いせいでしょうか?それはそうなんですが・・・ああ、漫画に例えるべきじゃなかった。
とにかく、音楽も、たとえ歌詞がわからなくて何となく聴くだけでも、楽しければ良いのではないでしょうか。

でも、ポストパンクの歌詞はやっぱりわかりたい。
ネイティブなニュアンスをもわかりたい。
みんな本当はトリプルファイヤーなみに面白いこと言ってるかもしれないと思うと悔しい。
じゃ、英語を勉強するしかない。
マンガもがんばります。
完。

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by tsuchika | 2017-12-20 19:09