西村ツチカ

嫌いな花をバカにするより好きな木を描いたらどうですか

「モノクロのペン画が大好きで、線で画面が埋めつくされてあるとそれだけで最高にテンションが上がる。木はデコボコがいっぱいあるし枝もランダムな生え方をしているから、ペン画の魅力が最高につまってる感じがしてうれしい。葉がわさわさ茂ってると陰影ができるから線が増やせてうれしい。それに比べて花はのっぺりと平面的だし色ばかり重視されて線はむしろ邪魔になる。だから花は描いてもしょうもない。花は嫌い、花は最低」
昔、こういうことを話していました。するとナマエミョウジさんに
「嫌いな花をバカにするひまがあったら、そのぶん好きな木を描いたらどうですか」
と言われました。

なるほど、木を描こう。

同時に、そう言われたことによって逆に、もしかしたら本当は花が嫌いではなかったのかな、とも思いました。素直に木を描くのではなくこうして愚痴を言っているだけの自分はただひねくれているだけなのかもしれません。
こんご、そうなった時はこの言葉を思い出して、花ときっぱり決別してもっぱら木を描くか、もしくはこの言葉をテコにしてもう一周ひねくれて、花も少しは好きという気持ちを思い出すことにしようと思いました。





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by tsuchika | 2016-03-16 11:49